任意売却

競売と公売って、どう違うの?

借金の返済や税金の納税ができなくなってしまった時、やむなく物件を手放すしかないのが現状です。しかし、物件は裁判所へと差し押さえられてしまうのが一般的で、競売と公売の2種類での売却となります。今回は差し押さえられた物件はどうなるのかについて紹介します。

■まずは・・・

競売と公売の違いを挙げるとしたら、債権回収を目的とした売却制度である点は、基本的に同じです。しかし、その相違点は内容だけです。では、それぞれの意味についてお話ししましょう。

◎競売について
借金返済ができない場合、不動産を所有した時点で裁判所に差し押さえられます。基本的には担保権ですが、強制競売も存在します。公示された物件については、どなたでも購入できます。その後は一番高い値で入札された方へ売却され、代金は債務の返済へと割り当てられます。

まずは保証金を入金し、入札用紙に必要事項を記入してから裁判所へ送付します。後日、公告期日に入札されるという流れになります。

◎公売について
税金の滞納が発覚した時に物件を差し押さえられ、その後税金を納めるために売却する制度が公売です。

入札と競り売り形式の2種類での売却となり、前者は競売同様、購入希望額を入札する方式は競売と同じですが、後者は一般的なオークション形式と同じシステムで、最高額の方へ落札します。

■もう少し詳しく説明すると…

競売は民事執行法、公売は国税徴収法に基づき執行されます。債権者は競売が民間に対し公売が国や自治体となるわけです。

参加する場合は入札額のほか保証金が必要となります。

◎競売→売却基準価格2割
◎公売→見積額10%以上(ただし見積額が低い場合は20%以上)

両者共通ですが、物件が出ているのであれば物件に関する情報が必要となりますね。

◎競売→詳細資料で知る
◎公売→公売広告で知る

物件情報を収集後、入札をするかしないかを決めることができます。

物件を落札された場合は、元の持ち主は立ち退きをすることになっています。もし、それに応じない場合、購入された方は民事訴訟を起こすことができます。裁判で勝訴した後は、元の持ち主は物件を手放すことになりますので、そのための手続きをします。

借金をしたら返済し、税金はちゃんと納めるといったごく当たり前のことを守らない者の末路はこうなるのかと思うと、本来はいけないことです。税金はきちんと納税して、ローン融資はまじめに返済しましょう。

不動産のことに関して何か疑問や、お困りごとがありましたら、お気軽に「アブローズ」までご相談ください。

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