夢のマイホームですが、住宅ローン、庭や設備の手入れなど購入後も何かと大変なことはありますが、特に大変なのはトラブルが発生した場合ではないでしょうか。このようなときどのような対応を取れば良いのでしょうか。
■マイホーム購入後のトラブルの種類
マイホーム購入後のトラブルには、建物などハードに関するトラブル、家族や隣人などソフトに関するトラブルの2つに大きく分けることができます。不動産は名前のとおり基本的に動かすことができませんし、お金もかかっています。
それだけに簡単には解決しないことも多くなります。トラブルは発生することが無ければ一番良いのですが、もし起こってしまった場合にはどうしたら良いのでしょうか。
■ハードに関するトラブル
建物のハードに関するトラブルは、基本的には請負業者や販売業者に確認を取りましょう。しっかり話を聞いておかしいと思うところは掘り下げて説明を受けましょう。全ての会社がという訳ではありませんが、引き渡し後のトラブルは会社の利益になる話ではないため、対応が悪い会社があったりします。購入前であれば、トラブル対処などの業者の評判などを調べておくと良いでしょう。
このほかにも土地の境界や埋設物などについてトラブルとなることもありますので、それぞれどこに何を確認するのかをしっかり調べて対応しましょう。
■ソフトに関するトラブル
生活する以上、他人との関りはどうしても避けることはできません。音やにおいなどが原因で近隣の方とトラブルになる事例は意外と多くあります。また、子供のことなどで近所付き合いにトラブルが起こることも良く聞く話です。
このような人と人のトラブルは感情の問題もあり速やかな解決が難しいことも多いと思いますが、問題を感じたとしても放置しておくことにより却って深刻化する傾向があるようです。早目の対応が肝心でしょう。
■それでも解決しない場合には
上記で挙げたトラブルは一例に過ぎませんが、トラブルへの対処は時間と気力と時に金銭も必要とします。近隣トラブルが刑事事件に発展してしまうことも無い訳ではありません。また、なかなか解決せずに心労が重なり、うつ病になってしまわれる方もいらっしゃいます。せっかく家族が幸せになるために購入したマイホームですが、不幸の素になってしまってはいけません。
うつ病などになってしまい収入が減り住宅ローンの返済にも困るようになるのであれば、思い切ってマイホームを手放すという選択も検討してみてはいかがでしょうか。
このような場合には任意売却という方法がお役に立つかもしれません。任意売却は高度な知識と豊富な経験を必要とします。まずは専門業者に話を聞いてみると悩んでいることも整理され、すっきりとしてくるかもしれません。