離婚の手続きをした後、これから住む場所として実家へ戻ってからそのまま生活するか、ある一定の期間を経た後、実家とは別に部屋を探して新たな生活拠点を見つけるか、部屋を探すといった選択肢が存在していますが、いずれも一人暮らしの生活となります。
一人暮らしをするための拠点探し
離婚した後は、家を出る理由の一つとして新たに生活拠点を探し、そこで人生を再出発するのが一般的であり、新生活を送るための物件探しが最初の段階となっています。
離婚前のライフスタイルを断つ意味でもその時に住んでいた家からは、なるべく離れた場所、以前住んでいた場所から3駅以上の距離を維持し、なおかつ駅から近いところに物件があるのが望ましいとされています。
なお、仕事をするために欠かせない就職活動をするのなら、都心へ出る機会が増えるためその駅から比較的近い場所も、物件探しをする上でこだわりの条件の一つとして検討できます。
家賃についてもなるべく安いところも、条件の一つとして挙げておきたい項目で敷金や礼金などの各種費用を考えても、低コストの物件を中心に検討しましょう。
条件をまとめる
生活を送るために必要な部屋の広さについては、間取りはシンプルに最低限としたものを選ぶようにし、一人暮らしをする目的として最適な広さとしては6畳クラスのもので十分の広さを保てます。
家賃面については安く抑えることも大事だと前述しましたが、これらを合わせてもワンルームの広さなら、新たな生活をスタートするために最適な規模です。風呂やキッチン、それにトイレなどといった水回り関係については、部屋の物件情報などを見ながら選びたいものですが、生活を送るためにはこれらがあれば十分事足りるのが理想であり、引っ越しなどでコストがかかった以上は欲張らず、それを封じておくことを意識しましょう。
競売や任意売却について
離婚に伴いマイホームを売却するとしても、住宅ローンが残っている状態では抵当権がかかっているため、返済については一括払いをする必要があります。一括返済が困難となった場合に対応できるのが任意売却です。
抵当権の解除も必要となりますが、金融機関と協議をしてから売却し、残額については分割払いをして返済が可能となります。
離婚するときに検討するのは、夫婦双方がそれまで住んでいた家に住む意思がない場合や、毎月のローン支払いが困難であること、連帯名義もしくは保証人としてローンを組んでいるなどといった状態であり、売却については双方の協力と承認が必須となります。
また、売却価格から引っ越し費用を確保できるほか、競売と比べ高価格で売れる場合があります。仮に毎月のローンが支払えなくなることや、住宅ローンの問題で何もしないでいると最悪の場合は競売になってしまいます。
まとめ
離婚後の一人暮らしをする際、新たな生活拠点を探すことで、いろいろやることがあるので大変ですが、その後の大事な住宅ローンの事を考えなくてはなりません。支払う人や支払いの滞納で競売になる前に、任意売却という選択札もありますので、困ったことがあれば不動産関係機関に相談を行いましょう。
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