住宅を自分でリフォームする「DIY」が人気です。しかし、その場合、「リフォームローン」を使うことはできません。ここではDIYリフォームのメリットとデメリットを踏まえ、リフォームローンを含めた活用法について解説いたします。
DIYとは? ~そのメリット~
DIYは「Do It Yourself」の略語で、このケースでは、住宅を自前の工具や資材などでリフォームすることです。住まいの簡単な修理や、模様替えが可能なので、自分でお好みにカスタマイズしたいという方に人気のやり方です。
いまではDIYに特化したパーツなども増えており、特に100円ショップの商品が注目されております。必要だからではなく、趣味として楽しむ方も増加しており、コロナ禍の巣ごもりもあいまって、需要は拡大しております。
DIYのデメリット
のめり込みすぎるあまり、逆に建物を傷つけてしまったりすることもあり、これがデメリットであると言えます。また、DIYにかかる費用には、通常、「リフォームローン」は適用されません。これについて、以下で詳しく説明いたします。
DIYリフォームには通常の「リフォームローン」は適用されない
金融機関が提供するリフォームローンは、プロのリフォーム専門業者に依頼した場合のみに限定されており、個人で行うケースには適用されないのです。
DIYにかかる材料費や工具を購入するための資金、また、友人などに手伝ってもらったとき、その食事代や謝礼金なども、すべて自己負担という形になります。
また、リフォーム会社に依頼し、その一部にDIYを施す場合でも、リフォームローンが適用されるのは、専門の業者による施工のみになりますので、注意が必要です。
どうしてもやりたいときは、資金を調達する計画をしっかりと立てておくことをおすすめいたします。どの程度用意しておけばよいのか、プランを立ててから検討するようにしましょう。
リフォームローンの活用法
建物そのものにかかる大掛かりなリフォームには、金融機関が提供するリフォームローンを使用し、建具や簡単な内装など、小さい規模ではDIYを行ってみるというのが、賢いやり方であると言えます。
あらかじめリフォーム会社に、「DIYをやってみたい」という趣旨を伝えておき、相談に乗ってもらうのがおすすめです。プロの目線から、どう分担すればコストを最小限に抑えられるかなど、アイデアやテクニックを含め、教えてもらうことができます。
ひとりで計画を立ててどんどん進めてしまうよりも、こちらのほうがはるかに堅実であると言うことができます。
まとめ
DIYのメリットとデメリットを踏まえ、専門のリフォーム会社と連携するのがベストであることを書いてきました。ひとりでやり始めたらキリがなくなりますし、任せるべきところはプロに任せ、コストを最小限に抑えた上で、住宅のランクアップを目指しましょう。
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