相続

相続税の相談は相続のプロにしたほうが良い理由

もし、所有している現預金や不動産などの総額が高額であれば、相続税の基礎控除額を超えてしまうかもしれません。そして、それらの資産を遺産としてできる限り多く遺族に残したいと思うのであれば、相続のプロフェッショナルに相談されることをお勧めします。

LP_banner_02

相続のプロフェッショナルとは?
プロフェッショナルとは、その道の専門家であって、その専門分野を仕事にして生活の糧にしている人々のことです。相続に関する専門家には、司法書士、弁護士、税理士などが挙げられますが、相続税を出来る限り抑えたいということであればやはり税理士が相応しいといえます。
しかし、税理士であれば相続税のプロフェッショナルかというと決してそうとは言えません。医者にも小児科や内科といった専門分野があるように、税金にも相続税以外に所得税、法人税、酒税、消費税と数多くの種類があり、それぞれに特化する税理士がいるくらいに奥深い内容になっています。したがって相続税について深い知見を有する税理士でなければ、例え税理士であっても相続税のプロフェッショナルとは言えません。

相続のプロへの相談に当たって
相続税の相談をするためには税理士を選ばなければいけませんが、このとき税理士なら誰でも大丈夫だと思わないことが大切です。税理士である以上、相続税の相談を受ければ対応しますし、実際に相続が発生したときには相続税の申告の手続きも行うことでしょう。しかし、相談する税理士の相続税についての知見と提案力の有無によって納める税額が百万単位で異なることもありますので注意が必要です。
なかには千万円単位で変わったという話もあります。税理士に支払う報酬の安さだけで選んでしまうと、このような問題も起こり易いかもしれません。税理士の中でも相続税の相談は相続税のプロフェッショナルである税理士に相談するようにしましょう。

相続のプロを探す
税理士の中でも相続税のプロフェッショナルを探すにはどうしたら良いのでしょうか。まずは可能であれば時間の余裕を持って探すことです。特に相続税は生前から準備をすることで節税の効果は一段と高まります。死亡してからではなく、生前からの行動が大切です。
次に相続税の相談を受けているだけでなく、実際に申告している税理士を探しましょう。実際の申告を通して知見は積み上がっていくものです。また、相続税について出版をしていたり、講演などをしたりしている税理士であれば相続税を専門としている又は相続税を得意とする税理士である可能性が高いです。
税理士報酬を多少多く支払ったとしても、それ以上の節税効果のある提案を受けられるのであれば報酬は結局安かったということになりますから、税理士選びでは妥協しないことが大切です。

LP_banner_02

ピックアップ記事

  1. 賃貸経営を行うのに宅建の資格は必要?
  2. 住宅ローンによる隠れ貧乏にならないために
  3. 不動産売却の時に重要な登記費用について
  4. 督促状の納期限とペナルティについて
  5. 不動産投資による不労所得を得るための仕掛け作りとリスク

関連記事

  1. 相続

    固定資産税の滞納があった場合の相続問題

    相続では考えてもみなかったことが起こったりします。法定相続人という法律…

  2. 相続

    相続した不動産の売却による譲渡所得に対する所得税

    控除額を上回る金額で遺産相続が行われると相続税が発生し、相続人には相続…

  3. 相続

    相続における準確定申告とは何か

    相続が発生した場合には、相続税を納税する必要があるかどうかを調べるため…

  4. 相続

    相続において良く取沙汰される問題点とは

    相続は予期せず発生することや、色々な思惑なども交錯することから親族間で…

  5. 相続

    相続における株式の売渡請求とは何か

    相続が発生すると被相続人が所有していた財産全てが相続の対象となります。…

  6. 相続

    相続した不動産を登記するメリットとデメリット

    親がなくなって所有していた不動産が遺産として残った場合、不動産を売却し…

おすすめ記事

おすすめ記事2

特集記事

アーカイブ

  1. 任意売却

    不動産競売を取下げる方法とは
  2. 債務整理

    なんと競売に、ローン制度がある!!
  3. 債務整理

    抵当権があれば支払督促も裁判所の判決も不要
  4. 不動産基礎知識

    住宅ローン控除が40平米以上の住宅も対象に
  5. 任意売却

    不動産の売却と固定資産税の仕訳の形を見てみよう
PAGE TOP