何らかの理由により持ち家を手放す事になった場合、まず何からするべきでしょうか。家を売るという事は、お金が必要になった、もしくはその家が不要になったという事でしょうから、できるだけ早く売ってしまいたいというのが心情でしょう。今回は、家を売る際の流れと、掛かる期間について解説します。
家を売る際の流れ
持ち家を売却する際の流れはおおよそ次の通りです。
1.仲介業者の選定
2.不動産査定
3.売却活動準備
4.売却活動。
5.売買契約
6.引き渡し
仲介業者の選定
家を売却する際に、仲介をどの不動産会社に依頼するかはとても重要です。なぜなら、不動産会社選びに失敗すると、次の様な事が予想されるからです。
・売り出した家に引き合いが来ない。
・内覧希望者は来るが、契約に至らない。
・売却手続きがまとまらない。
などです。では、不動産会社はどの様に選ぶべきでしょうか。
良い不動産会社は、売却請負から売買契約締結までの計画をしっかりと立ててくれます。また、いつでも担当者と連絡が付き、進捗状況についても定期的に報告してくれます。
進捗状況の報告の目安は1~2週間に1度です。その際に売却計画の進捗度や、引き合いがどれくらいあったかを確認しましょう。
売却活動準備
売却活動準備にかかる期間は通常、1週間程です。不動産会社が家の売り出し価格を決めます。売り出した家に引き合いが来た場合、詳しく家の情報を伝える為の情報収集の期間です。また、売り主もお客さんが内覧に来た時に備えて、家の事を詳しく答えられるように準備しておきましょう。
【よく聞かれる内容】
・家の設備について
・間取りについて
・便利な点と不便な点
・日当たりと風通し
・周辺の騒音の有無
・売却時に残して行く設備の有無
・交通アクセス
・保育園 / 幼稚園 / 学校などの情報
・周辺住民についての情報
以上の様な事が良く聞かれます。
売却活動
売却活動は依頼してからおよそ一ヶ月の時点から家の売却契約が結ばれるまで続きます。
その間に行われることは次の通りです。
・売り出し
・内覧
・交渉
・購入希望者のローン仮審査
以上の様な活動が行われる期間です。
売買契約
売買契約にかかる期間は、通常1~2週間程です。
購入希望者のローン仮審査が終わって始めて売買契約を結ぶことが出来ます。この期間は最終的な値引き交渉がされる可能性もあります。また、家の引き渡し日を決めます。そして契約した購入希望者から手付金を受け取ります。
引き渡し
引き渡しにかかる期間は通常、1カ月程です。この期間に行われることは、次の通りです。
・購入希望者ローン本審査
・残金決済
・引越し
ローン本審査は、売買契約が済んでから行われます。残債の支払いと家の引き渡しはその後になります。
まとめ
家の売却には、相当な期間が掛かります。短く見積もっても3ヶ月、長い場合は1年以上かかるケースもあります。家の売却を決めたら、信頼できる不動産会社に早めに相談しましょう。
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