住宅ローンの支払いは長期に渡るものなので、うっかり延滞してしまうこともありえます。金融機関から支払い通知書が届いて、初めて気がつくというパターンもあるでしょう。そんなときはどうすれば良いのでしょうか? 今回はその対処法について解説いたします。
住宅ローン延滞の可能性
住宅ローンは長期間に渡って支払い続けるものですから、うっかりミスによって延滞してしまうこともあり得ます。たとえば、引き落とし口座への入金を忘れてしまったり、引き落とし日を失念してしまったりという場合です。
このように、経済的に支払いが不可能になるケースではなくとも、延滞が発生することはあるものです。
延滞が起こるとどうなる?
上記の通り延滞が発生すると、金融機関から「支払い通知書」が届きます。一度延滞したくらいで信用を失うということはまずありませんので、遅くともこの段階で必ず振り込むようにしましょう。
ただし、あまりにも支払いが遅れてしまったり、延滞を何度も繰り返したりなら、この限りではないので気をつけましょう。また、支払いをクレジットカードにしているケースでは、カード会社のほうも関わってくるので、特に注意が必要となります。
延滞時の対処法
延滞の発生に気がついたときは、すぐに金融機関へ連絡をするようにしましょう。前述の通り、延滞が短期間でありかつ一回程度であれば、しっかりと説明すれば信用を落とすということはありません。
ただし気をつけたいのは、延滞発生日つまり返済日の翌日から「遅滞損害金」というものが生じてしまうことです。すぐに対処をすれば問題はありませんが、短期の遅滞が継続する場合、金融機関から住宅ローンを一括で請求される可能性があります。
延滞が長引いてしまうと
あまりにも延滞が長引いてしまうと、金融機関が住宅を競売にかけるという事態が発生しかねません。具体的には返済日から1~2ヵ月程度で、まずは督促状、次いで催告書が通知されます。ついうっかりでそうなっては元も子もないので、十分に注意しましょう。
それでも万が一遅延が継続される場合、金融機関は法律に従って、裁判所へ競売の手続きを開始する場合があります。ここまで来ると信用も著しく失ってしまう危険性があるので、くれぐれも支払いは早めに済ますことをおすすめいたします。
住宅ローンの延滞を防ぐためには
日頃から、引き落とし口座の残高をこまめに確認するようにしましょう。また、月々の引き落とし日も決して忘れないよう、必要に応じてアプリなどでリマインダーを設定しておくと、ついうっかりの可能性を減少させることができます。
まとめ
住宅ローンをうっかり延滞してしまった場合の対処法について解説いたしました。単純なうっかりミスで、たいへんな事態を引き起こす可能性もあります。ローンの返済はくれぐれも計画的に行うよう、強くおすすめいたします。
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