マンションなどの賃貸を経営する際に悩んでしまうのが管理委託費の問題です。入居している人たちが不便なく利用して貰うためにあたってきちんとした管理は必須です。ですが、そのための管理委託の経費で赤字になってしまうと意味がありません。管理にかかる費用がどのように使われているのか、どの費用はどうすれば削減できるのかを今回の記事でご紹介します。
■管理にかかる費用とは?
◎「事務管理業務費」と「管理員業務費」
「事務管理業務費」は銀行との取引や家賃入金の確認、決算報告書の確認などの事務経理の業務だけではなく、家賃滞納者への対応を行うための人件費です。
「管理員業務費」はマンションで直接管理などの作業を行っている作業員への人件費や交通費その他の経費になります。もし夜間の業務も行う場合にはその分経費にプラスされ費用が高くなっていきます。
◎「清掃管理業務費」
「清掃管理業務費」とはその名前の通りマンションの清掃業務を行う作業員に支払われる人件費が主です。費用はマンションが大きければ掃除の範囲が広くなるため加算されていきます。また、大がかりな定期掃除をどのくらいの頻度で行うかによってもその費用は変動します。
◎「設備管理業務費」
「設備管理業務費」とはマンション内にある各設備の定期点検費です。給水装置やポンプ、消防設備などがこのカテゴリに含まれています。また、コンピューターで24時間監視を行っているオンラインシステムの維持管理費も集計されています。
◎「その他」
「その他」では貯水槽の掃除や水道の点検、マンション内の植物の維持管理費などが含まれています。
■経費は安くならないの?
管理委託費の削減のためにはサービスの内容を少なくする方法もありますが、そうすると単にサービスの低下によりマンションの経営にもよくないです。その他の適切な方法としては不動産のトータルコーディネートを行っている会社に相談してみる方法もあります。
株式会社アブローズでは不動産関連のお悩みから賃貸管理についての相談にも対応しています。ニーズに合わせたプランの提案を行うことにより、無理のない運営ができるようになります。
また、賃貸管理のトータルサポートから、管理業務の一部代行まで柔軟なプランニングができるので、お客様のご要望に答えた管理委託の形を作ることができます。不動産のことでお悩みの方はぜひ株式会社アブローズまでご相談ください。