結論からいうと、不動産売却をして利益がでたのならば、売却した年度末に確定申告をする必要があります。また、この確定申告をするときの手続きの流れや、内容がよくわからないという人も多くいると考えられますので、確定申告がなぜ必要であるのか見ていきましょう。
■不動産売却をしたならば確定申告をしよう
そもそも確定申告とは何だかしっていますか? 確定申告とは、例えば税金を納付したり、納めすぎた税金の還付を受けるため、前年の収入や控除額を申告するものなのです。そうすることで、人によって納めすぎた税金が還付金として手元に戻ってくる場合があります。
もし、一般的なサラリーマンであれば、会社の年末調整の手続きで行ってもらえるため、確定申告の必要はないのですが、副業などをしていて給与所得以外の収入があるのであれば、自分で確定申告をしなければいけなくなります。
また、不動産売却で得た利益というのは、立派な所得になりますから、他の所得とは異なった方法で税額を計算し、確定申告をする必要があります。もし、確定申告をしなかった場合は、滞納税がかかりますので、期間内に確定申告をするようにしましょう。
では、不動産を売却したら必ず確定申告をしなければいけないのでしょうか? もちろん、利益を出したのであれば、確定申告をしなくてはいけませんが、一方損失が出た場合はどうでしょうか。もし、損失が出た場合であれば、確定申告をする義務はないのですが、場合によっては確定申告をすることによって、税金の還付を受けられることがありますので、申請をした方がいいこともあります。
つまり、確定申告というのはすることにメリットがありますので、利益や不利益に関わらず申請しましょう。この確定申告には「譲渡所得の確定申告」と「譲渡損失がでた場合の確定申告」の2種類があり、それぞれ必要となる書類や内容が異なりますので注意をしましょう。
また、確定申告の手続きの流れを下記に記載しましたで、確認しましょう。
①まず、確定申告に必要な書類を用意しましょう
②確定申告書の準備し、確定申告書を作成しよう
③提出書類の確認をし、確定申告書と関連の書類を税務署に提出しよう
■キチンと確定申告をしよう
このように、確定申告は多少面倒でも申請はキチンと行いましょう。しかし、猫の手もかりたいくらい忙しい人であれば、税務署にいく手間を省きたいと考えるかもしれません。そんな人には、申請書や届出書、記入方法がのっている「確定申告の手引き」を国税庁からダウンロードする方法もありますので、往復するのが嫌な人であれば活用するのも1つの手といえます。
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