住宅の売却を不動産会社に依頼した場合、不動産会社は住宅売却の宣伝をはじめ、その住宅に興味を持つ人を探し内覧へ案内します。もしその住宅に売主が住居中の場合には、生活している室内そのものを見せなければなりません。ここで住宅を気に入ってもらえなければ、不動産売却をクリアすることはできません。内覧は、売却成功に向けての大切なポイントです。内覧を成功させるためのポイントを押さえ、ぜひ内覧を攻略しましょう!
■内覧の”前”準備
住宅の立地や間取り金額的を気に入ってくれた人が内覧に訪れたとき、室内の状況が荒れていて物があふれているばかりに使いにくそうに見えたらその物件を購入したいとあなたは思うでしょうか?
売却する住宅は商品です。その商品を素敵に見せるために内覧に人が訪問する前に住宅を出来るだけきれいにしておきましょう。
■掃除のポイント
◎廊下はすっきりさせておこう
廊下に物が置かれていると狭く見えてしまいます。コート掛けがある場合にも奥にしまっておくほうがいいでしょう。
◎リビングやダイニングは広く見せよう
内覧の際にリビングダイニングが広く明るく見えると好印象です。内覧の時だけでも余計な荷物や家具は処分して床面をなるべく見せるほうが良いでしょう。また、カーテンは開けておき明かりを入れることでより広く見せましょう。リモコンなどの小物は小物入れなどにかたづけ、見えるものはできるだけ整理整頓しておくとキレイに見えます。
◎キッチンは清潔に
ガスコンロ周りの汚れや水回りの水垢を徹底的にキレイにしておきましょう。換気扇のフィルターも掃除し、少しでもキレイで使い勝手がよく見えるようにすると好印象です。また自分だけでは掃除が行き届かない場合には、プロのハウスクリーニングを入れることも考えておきましょう。
◎押入れやクローゼットも見せらるように
内覧の際に購入希望者は収納スペースも気にします。そのため、クローゼットや押し入れを見たがるのですが、こういった収納スペースは見せたがらない人も多いです。しかし、それでは住宅を売却することはできません。
購入希望者にとっては収納スペースや奥行きを確認したいだけなのであなたの整理整頓を見るわけではありません。内覧の際には希望者に確認できるぐらいにキレイにしておくと安心です。
■購入者の質問の返答を考えておく
購入希望者が質問してくるだろうことをあらかじめ想定しておきましょう。希望者が聞きたいであろうことの多くは、生活面での環境や利便性、買い物場所や騒音がないかなどの質問です。
また、なぜ住宅を売却するのか”売却理由”も聞かれるでしょう。正当な理由であれば大丈夫ですが、売却理由をあいまいにすると「なにか家や周辺に問題があるのかも」と不安を感じてしまい、売却できなくなってしまいます。購入希望者に不安を与えないように、売却理由や質問の答えはちゃんと用意しておきましょう。
不動産売却をお考えの方は、株式会社アブローズまでお気軽にご相談ください。