競売に関する情報は裁判所のサイトや、裁判所が運営するBITによって得る事が出来ます。BITを上手に活用する事が出来れば、競売に関するほとんどを知りえる事もあるのです。
では、BITの利用方法を紹介しましょう。
BITとは、どのような役割?
裁判所が運営している不動産の競売サイトは、「BIT」=ビットと呼ばれています。競売に関する情報をほとんど網羅した「競売不動産専用のサイト」なのです。裁判所のサイトも別に存在しますが、それに対して競売不動産に特化したサイトです。
裁判所の競売情報を入手するBITの使い方
競売の情報をインターネットによって自由に閲覧できる事で、場所や時間に捉われずに、不特定多数の人が閲覧可能な情報サイトになっています。ただし、閲覧できない黒塗りの部分もあるので、正確な情報は管轄する裁判所にて見るしかないのですが、競売不動産情報のほとんどを入手する事が出来るので、競売の購入や売却を考えている関係者にとって非常に便利なサイトと言えます。
競売物件情報の検索
裁判所が取り扱う競売物件の検索が可能です。競売の3点セットである、物件明細書や現況調査報告書と評価書を「ダウンロード」する事が出来ます。売却物件の取下げ等の情報や、売却結果の照会も出来ます。その中には、開札結果や特別売却結果を検索と照会などをする事が出来ます。過去のデータだと最大で3年分の情報を得る事が可能です。
知りたい情報以外の用語集
競売に関する情報以外にも、専門的に使用している競売用語の内容についても紹介されていますので、初めて競売に接する人達にも扱い易いサイトです。元々、最高裁判所が運営しているので、これほど確かなサイトは他にないので、競売物件の購入を考えている初めての方でも、最初に見るべきサイトになっています。
人名や権利関係がマスキング
情報の一部の制限として人名や権利関係においては、マクキングによって黒塗りになっているので、正確な情報を入手するには、管轄する地方裁判所などに出向く必要があります。
全国の競売物件を調べるには
裁判所によるBITが扱う情報は、全国の物件をカバーしている訳ではないのです。首都圏を中心に徐々に情報網を拡大していく試みですが、全国の物件を扱うまでに至っていません。競売物件の正式な情報は、直接情報を提供している一部の新聞や雑誌への物件情報広告やBITもしくは、当該の裁判所に直接情報を得る事が確実なのです。それ以外の不動産関連のサイトが、必ずしも正しいと言えないので注意したいものです。
裁判所での競売スケジュール表
各裁判所の年間スケジュールによって、競売の開催を知る事が出来ます。裁判所とBITによって、競売が行われる回数なども知る事が出来ます。首都圏の各支部では、通常、月1回くらいで開催されますが、東京地裁では多い時に月に数回も行われるようです。
まとめ
競売物件の情報は、直接裁判所に行く事が確実ですが、予備知識として裁判所によるBITを上手に活用する事をおすすめします。いろいろな情報に接する事で、競売に対するノウハウが見えて来るのではないでしょうか。
競売に関する事や不動産の投資の事なら全ておまかせ、ご相談も「アブローズ」までご一報を下さい。