中古住宅を買い自身の好きな様にリフォームして住むという形は最近多くなってきている様に感じます。日本でもその様にして人生を楽しんでいる方もおられます。競売で出来るだけ安く中古住宅を手に入れ、リフォームして快適に過ごしてほしいと思います。そこで、競売の中古住宅についてご紹介しましょう。
競売で中古住宅を見極める
物件の購入のため、どの点を見極めて判断すればいいのか、出来るだけ低価格で落札したいのが心情でしょう。中古住宅だとその後リフォーム工事が必要になる場合も生じるでしょう。住宅物件の見極めの点をご紹介します。
全てにかかる費用を抑えるには?
総費用は以下の通りです。
登録免許税+リフォーム工事費+入札価格+明け渡しに関わる費用【明け渡しの手続きをする費用、引越し代】の合計額が、競売物件の総取得費用となります。一番低価格で落札する秘訣は、入札価格を落札出来そうなところのギリギリに設定することです。これには、入札実績のある不動産会社のアドバイスが必要でしょう。
・中古住宅であればリフォーム工事費用を想定して、リフォームにも関わった不動産会社及びその会社の系列が良いでしょう。最近はDIYが流行っていますので、自身で時間があるなら暇を見ながら行うのも良く、欧米などの場合はむしろ中古住宅の人気がありリフォームを含めて買い取ります。
・明け渡しにかかる費用は、法的に手続きを進める強制執行費用を基に考えた方がいいです。強制執行にかかる費用は不動産会社が概算としてアドバイスをして頂けるでしょう。
・どの程度落札にかかるのか?
競売の中古住宅の場合は、特にリフォームがどの程度必要か、その他に権利関係の状況により落札の価格は大きく変化します。目安としては一般流通物件の6割から8割位になります。
・競売中古住宅に関する情報は?
競売の情報は、裁判所に閲覧出来る状態で保管されています。閲覧するには自身の身分を保証するものなどが必要になりますので、執行裁判所にお尋ね下さい。
何を閲覧するかと言うと3点セットの資料で【原状調査報告書・評価書・物件証明書】です。この情報を通して物件の状況などを知るわけです。そして、特に何を注意するかと言うと、この資料情報の中に占有者ありという点に注意が必要です。つまり前所有者が居住していると言うことです。アパートなどの賃貸物件は占有者がいた方が良いのですが、一般の住宅にいる場合、引き渡し拒否などが起こる場合があります。
・一見良さそうな物件だけれど・・・
自身の好みに合わせリフォームをしてマイホームと思ったけれども、占有者の権利が強く賃貸しなければならない物件や、建物のみや土地だけの競売物件など様々なものがあります。
競売を専門とする不動産会社に頼り、話しを進めてもらうしかありません。自身で一から始めるには、競売の勉強をして知識と経験を踏まえなければ難しいでしょう。
競売物件のメリット
見極めた上で、中古住宅を競売で落札したいと考える方もおられるでしょう。一般に流通している物件とは異なり多種多様なものがあります。自身がどの様な家に住みたいのか、その他に家族の意向や目的を明確にして対象を探すことです。
まとめ
出来るだけ条件の良い低価格の中古住宅を競売で落札出来れば言うことはありません。しかし、自身で落札のタイミングやその他の難しい交渉などは、やはり専門業者に依頼するほうがいいでしょう。
競売に関する事や不動産の事なら全ておまかせ、ご相談も「アブローズ」までご一報を下さい。