債務整理

無理をした住宅ローンで自宅を手放すことになったら

住宅ローンが払えなくなる、無理をしてしまったことは意外にあります。一番はやはり仕事関係での収入ダウンやボーナスカットこれは社会情勢で左右される可能性で、予想もしてなかった病気や入院など個人的な出来事の二点が多いようです今回は不測の事態で無理をした住宅ローンと任意売却をテーマに紹介したい思います。

■まず住宅ローンを滞納してしまったら?

住宅ローンを滞納してしまうのはよくあります。よくあるケースとして口座にお金が入っていなく滞納してしまったパターンが多く。その場合は契約にもよりますが、ローン代金と入金手数料で済みます。

しかし滞納を何度も起こした場合は要注意人物をして捉えられしまうので注意が必要です。
この滞納が数か月にも続いてしまった場合、延滞料も課さられ利息も多く払わざるえなくなります。

※滞納してしまった場合の際はローン会社に一報をいれておきましょう。

■それでも住宅ローンがきつくなったら

賃貸マンションとして誰かに貸すのも一つの方法です。これは中古マンションでもなく一戸建てでも賃貸は可能ですので、それで得た家賃収入で住宅ローンの返済に回すことができます。仲介として賃貸業者や管理会社に入ってもらうこともできますが、その際は手続きがあります。任意売却の専門家などに相談するのも一つの方法です。

※誰かに住宅を賃貸するということは、当然本人は引越しする必要がでてきます。引っ越し先を確保してから賃貸する方法がベストと言えます。

■住宅ローンが支払えず家を手放すことに

住宅ローンが支払えず手放すことになっても焦ってはいけません。手放す際、任意売却と競売の2パターンがありますがどちらの売却方法が良いのでしょうか。

1:一番肝心な売却価格はどちらがいいか
まず任意売却した場合はすでに住宅ローンが払えなくなっているので早い段階で買い手が見つかる可能性は高いです。相場の80%~90%の売却額といわれています。

競売での売却した際は約60%~70%とかなり価格に大きな差があるので任意売却の方がオススメです。

2:プライバシーの保護面ではどちらがいいか
任意売却ですと普通の売却と同じように売却できるので、お隣さんや近所の方に任意売却だと気づかれることはまずありません。

ローンが払えず売却だとわかってしまうと、売却後に近所に住むことが難しくなってしまうことがありますので、子供がいる家庭などならなおさらです。任意売却のいいところは、気づかれなく売却ができること。競売の場合ですと、新聞や住宅情報誌、インターネットなどに物件写真がのった情報が掲載されてしまいます。

また不動産会社が物件についての情報を聞き込みに行ったり、チラシを配ったりと近所の方に競売物件だとわかってしまうことがあります、やはり競売物件のイメージはあまりよくないと思う方はまだいるようです。プライバシーの面でも任意売却の方をオススメします。

■まとめ

住宅ローンで無理をしてしまい、住宅を手放すことになってしまった場合は、競売より任意売却の方が断然おすすめします。ただ任意売却専門業者でも悪徳業者もいますので、信頼できる業者や不動産を自分で見つける必要があります。

住宅売却に関するご相談などございましたら、株式会社アブローズがお手伝いさせていただきます。

ピックアップ記事

  1. 督促状の納期限とペナルティについて
  2. マイホームを手放すことになってしまったら
  3. 賃貸経営を行うのに宅建の資格は必要?
  4. 在宅ローンの老後破産リスクは任意売却で回避しよう
  5. 不動産売却における委任状取り扱い説明書

関連記事

  1. 債務整理

    見てみよう!競売に関する「買受人」と「買受申出保証金」

    競売物件を購入する権利を取得するためには、「買受人」になる必要がありま…

  2. 債務整理

    競売手続きの流れ

    不動産を市場価格より安く手に入れることができる競売は、その専門性から複…

  3. 債務整理

    競売における強制執行の費用って?

    不動産を競売によって手に入れても、強制執行が必要となるケースがあること…

  4. 債務整理

    住宅ローンの滞納による督促と催告の意味

    住宅ローンを滞納しているとやがて督促状の送付を受けるなどして、その後、…

  5. 債務整理

    知っておきたい! 競売物件の基準価格とは

    住宅ローンなどの滞納により手放すことになった物件は、その後競売にかけら…

  6. 債務整理

    競売を知るシリーズ【買受人とは?】

    競売における買受人(かいうけにん)についてご存知でしょうか?今回は買受…

おすすめ記事

おすすめ記事2

特集記事

アーカイブ

  1. 債務整理

    競売における「予納金」と「申立費用」
  2. 賃貸オーナー様

    賃貸管理業務において重要なクレーム対応
  3. 任意売却

    任意売却は個人の信用情報に影響を与えるのか
  4. 任意売却

    住宅ローンの返済中であっても引越しはできるのか?また、引越し費用は?
  5. 債務整理

    競売物件の所有権移転
PAGE TOP