賃貸物件をお持ちの大家さんの中には、いろいろな面で便利に使えるメリットがある管理会社に委託業務をおまかせしている方もいると思います。しかし、管理会社に対する不満やその他のトラブルによって、委託業務を変更しなければない場合もあります。この変更トラブルについて紹介します。
トラブルの要因
管理におけるマイナス面は、賃貸管理を変更する理由にあたいします。では、その原因となっている事とはどのような事でしょうか。
・清掃や見回りが出来ていないと、その物件が不衛生でみすぼらしく見えてしまい、借主さんの住みたくなくなる理由を作ってしまいます。
・物件の見回りをする事で、住人の物件の扱い方がわかります。住人の中には、廊下前に個人の荷物の置き場にする場合があり、通行の妨げになる事があります。それが原因で非常時の危険につながることもあるため、消防署からの指導を受ける事にもなります。
・管理会社に対する対応が遅くて中々連絡を返してこずに、大家さんを不安にさせる事です。結局、大家自ら処理する事になり、管理会社の必要性を感じられなくなります。
・所有物件の空室状況に対する入居の対策方法やアドバイスができていないため、そのままの期間が長く続く事です。
・管理会社自体の経営悪化による会社変更を余儀なくされる事です。
・管理会社や担当の人と関係がうまくいかずに、変更する場合や他の管理会社が安いからと言って大家の都合で変更する場合もあります。
委託業務を変更するトラブルと対処
理由は様々でも、管理会社の変更が行なわれる事の弊害も考えなければならないでしょう。
トラブルを把握して対処する事で、家賃収入の安定をはからなければならないのです。
1.集金方法の変更を借主にお願いする事
振り込みの場合ですと管理している口座に振り込まれて、手数料を引いた金額を大家さんに支払う事になりますが、管理会社が変わる事で振込口座や集金の方法が変わるため、住民の皆さんにお願いに回らなければなりません。文書による通知だけだと、不満のはけ口となる場合がありますので、丁寧に対応しましょう。
2.家賃保証会社への対応
賃貸契約では、借主に対して家賃保証会社を付ける事が一般的ですので、管理会社を変える事で新たに保証会社を付けるとなると、借主に対して再手続する為の負担をかける事が考えられます。
そうならない為にも、保証会社への移行業務が問題なくできるように対処する必要があります。そうならないように、あらかじめ保証会社との話し合いで、中間の管理会社が変更されても、保証の継続が出来るような保証会社を選んでおく事です。
どうしても変更する場合には
管理会社を変更する事が、お客様である借主の皆さんの為になるのであれば、致し方ない事だと思いますが、借主の負担にならないように対処しなければ、借主の信頼を失ってしまい、転居の原因となるので注意しましょう。
入居者のクレームを上手に対処してくれる地元密着型で相談できる管理会社であってほしいのです。また、時には自分でチェックも必要です。
まとめ
賃貸管理は住む人のそれぞれに対応していく事は困難ですが、賃貸経営に影響を与えないような管理業務が求められます。管理トラブルが対処できないのであれば変更もやむを得ません。ただし、借主さんに負担にならないように手続の対処をする事が、今後の安定した収入にもつながるはずです。
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