債務整理

借金などの債務の返済義務について

借金などの債務は基本的には借りた人が返済義務を負うことになります。もし、保証人がいれば借金の返済が出来なくなると保証人が返済債務を負うことになります。それでは保証人として契約書などに署名捺印はしていないものの血縁者などによる身内の借金について返済義務を負う必要はあるのでしょうか。

LP_banner_02

■借金の大前提
まず、借金の大前提として血縁者だからといって保証人などになっていなければお金を借りた本人が借金返済できなくなったからといって血縁者が借金返済の債務を負うことはありません。例えば子供が借金をしても保証人などになっていなければ返済の義務はありません。
例え消費者金融などの取り立てで親は子供の責任を取らなければならないと言われても返済する義務はありません。親として子供の不始末の責任を取るかどうかの問題ということになります。

■身内の借金の扱い
親の借金についても同様です。保証人などになっていなければ返済債務を負う必要はありません。血縁者の借金などの債務について必ず気を付けなければならないのは相続のときになります。相続では相続人は被相続人の借金などを始めとした債務についても相続することになります。したがって債務について相続をしてしまうと相続人は保証人になっていなくても借金返済の義務を負うことになります。
もし、借金返済の債務を負いたくなければ相続放棄や限定承認などの手続きを取る必要があります。このとき相続放棄となると資産についても放棄することになり、あとで高額な資産が見つかったとしても相続放棄を取り消すことは基本的にはできませんので慎重に行うようにしてください。
兄弟姉妹の借金についても同様です。しかし親や子供であればイメージしやすいのですが
実は兄弟姉妹に対しても扶養義務を負っており、仮に兄弟姉妹が借金返済などによって生活苦になっている場合には経済的な援助の要請を受けることがあります。

■配偶者の借金
配偶者の借金債務も上記までの説明と同様なのですが、離婚の際には夫婦ならではの問題が発生することになります。結婚前の借金やそれぞれが自分自身のためにした借金債務はそれぞれに返済義務があるのですが、結婚している間の夫婦生活を送るためにした借金となると話は変わります。
結婚している間は問題になることはないのですが、離婚をするとなると夫婦生活を送るためにした借金は夫婦で分けることができ、その協議が必要となります。
このように借金などの債務は身内であっても保証人なでなければ基本的には関係ないのですが、相続や扶養義務、離婚などで間接的に問題になってくる場合があるので注意しましょう。

LP_banner_02

ピックアップ記事

  1. 実は厳しい税金滞納への対応
  2. 賃貸経営を行うのに宅建の資格は必要?
  3. 不動産売却における委任状取り扱い説明書
  4. 不動産の投資で不労所得生活を始めていくために考えること
  5. 不動産売却の時に重要な登記費用について

関連記事

  1. 債務整理

    競売の必要書類あれこれ ~失敗しないようにチェックしよう~

    競売に参加して、物件を取得するためには物件を見極めて、入札や落札の手続…

  2. 債務整理

    家賃を滞納した借主が債務整理を行った場合の対応

    賃貸管理を行う上で「家賃を滞納する」事は、経営上は、頭をかかえる問題で…

  3. 債務整理

    抵当権の消滅と競売との関係とは?

    抵当権がついたままの物件を手に入れた場合、いつ所有する物件の抵当権が実…

  4. 債務整理

    知っている?競売の正しい意味

    不動産に興味や関心をお持ちの方なら、一度は耳にしたことがある”競売(け…

  5. 債務整理

    競売の続行決定とは何なのか?

    競売の申立て申請が行われたあとで、「競売続行決定通知」が届くことがあり…

  6. 債務整理

    競売物件の代金を納付しよう!

    もしもあなたが、競売物件を初めて落札したとしたら、その代金はどの様に支…

おすすめ記事

おすすめ記事2

特集記事

アーカイブ

  1. 債務整理

    競売で落札した物件の賃貸借契約はどうなるのか? ~落札者編~
  2. 不動産基礎知識

    抑えておきたい!競売不動産における交付要求
  3. 任意売却

    競売における債権の届出は出すべきか
  4. 任意売却

    任意売却を進めるのであればまず申出書の準備をしましょう
  5. 賃貸オーナー様

    水漏れと賃貸管理
PAGE TOP