債務整理

住宅ローンは金利だけでなく、総支払額、今後の金利の推移も重要

住宅ローンは、住宅金融支援機構のフラット35のほか金融機関などで様々な商品があり、金利プランも様々です。ついつい金利に目が行ってしまいますが、諸費用が意外とかかりますので総支払額も検討しましょう。また、金利の変動リスクも認識しないといけません。

LP_banner_02

■ 住宅ローンの金利の扱い方の種類

住宅ローンの主な種類は大きく分けて、完全固定金利型、変動金利型、固定期間選択型の3種類となります。 完全固定金利型は、住宅ローンの返済期間中適用される金利が変わらないタイプのものです。変動金利型と比較して当初の金利は高くなるものの、その後は変わらないので金利が上昇する局面ではお得となります。また、元利均等方式での返済を選択すれば返済額が完済まで変わりません。 変動金利型は、半年ごとに適用金利が見直され、その推移に基づいて5年ごとに返済する額が見直されます。金利の上昇局面では当然に返済額が上昇しますが、従来のものの1.25倍までの上昇に抑えるといったリミッターがついています。 固定期間選択型は、定められた一定期間は固定した金利を適用し、当該期間の終了時に再度金利のタイプを固定型か変動型かを選択するタイプです。変動幅には上限がないため返済額が大きく上昇する可能性もあります。

■ 住宅ローンにおける総返済額

住宅ローンでは、上記のような金利による返済額のほかに諸費用が発生します。諸費用には事務手数料、不動産担保保証料、生命保険加入料などがあります。このうち不動産担保保証料、生命保険加入料などが大きな割合を占めます。金利が低くても諸費用が高いケースがありますのでしっかりと確認しましょう。

■ 住宅ローン借り換えを検討するときも大事です。

金利の上昇、収入の減少などの理由で住宅ローンの支払いが困難になってきた場合に、金融機関に相談をして、借り換えや返済条件の変更を検討することになるかと思います。このときにも総支払額を検討すべきです。返済条件の変更により期間を延長すれば月々の返済額は下がりますが、総返済額は上がります。低金利のローンに借り換えをしても新規融資による諸費用の発生があります。これらを考えたときにどちらが有利かは確認しておきましょう。これらの返済を続けるための方策の検討を行ったうえでも返済の継続が困難であった場合に、任意売却など自宅を手放した場合の検討に入ることとなります。

LP_banner_02

ピックアップ記事

  1. 賃貸経営を行うのに宅建の資格は必要?
  2. 不動産売却における委任状取り扱い説明書
  3. 住宅ローンによる隠れ貧乏にならないために
  4. 実は厳しい税金滞納への対応
  5. 督促状の納期限とペナルティについて

関連記事

  1. 債務整理

    競売申立申請から競売完了までの流れ

    住宅ローンの滞納を続けていると、金融機関から督促状や催告書が送付されて…

  2. 債務整理

    競売における強制執行の費用って?

    不動産を競売によって手に入れても、強制執行が必要となるケースがあること…

  3. 債務整理

    競売における特別代理人の役割

    競売でどのような時に、特別代理人が必要になってくるか?また、どのような…

  4. 債務整理

    農地を競売で買えるの? ~農地法を考える~

    競売で落札した農地を、競売後宅地に地目変更するにはどうすればよいか。ま…

  5. 債務整理

    競売において変更が実施される場合の理由

    競売物件の情報は3点セットと言われる裁判所からの資料しかありません。注…

  6. 債務整理

    督促状がきた時に支払できない場合にはどうなるの?

    人生の計画は、可もなく不可もなくというわけにはいきません。病気やケガ、…

おすすめ記事

おすすめ記事2

特集記事

アーカイブ

  1. 不動産基礎知識

    競売のリフォーム物件は専門業者に任せたほうが安全
  2. 不動産基礎知識

    競売の費用は原則として債務者の負担
  3. 債務整理

    競売の評価人の役割とは何をするのか
  4. 債務整理

    競売物件の落札後について
  5. 相続

    相続の範囲と3親等の関係性での誤解について
PAGE TOP