不動産基礎知識

マンションの稼働率を上げるための設備とは?

マンションの賃貸経営で大家が最も頭を悩ますのは空室の発生ではないでしょうか。しかし、マンション自体を替える事は出来ませんが、設備を充実させる事で入居者が決まることもあります。

避けたい空室
マンションの賃貸経営では空室は極力避けたいところです。空室の状態では家賃が入ってこないにも関わらず、固定資産税、保険料など固定費用は掛かることになります。
しばらく空室が続くと家賃を下げることで入居希望者を募るという大家の方も多いと思いますが、マンション設備を賃貸需要者にとって魅力的なものに交換又は新設することで空室の入居者が決まることも十分にあります。大家にとっては追加投資という事になってしまいますが、賃料を下げて募集することを考えれば賃料を下げることなく入居者が決まることで追加投資分の費用を回収していく事も可能です。

人気のある設備
追加投資によって設備を充実させるといっても、何でも良い訳ではありません。マンションを借りたいと思っている人が魅力的と感じる設備でなければ投資効率が下がってしまいます。例えばワンルームマンションを借りたいと思う単身者と2LDKや3LDKなどを借りたいと思うファミリーとでは魅力的に感じる設備が異なることもあります。
単身者にとってもファミリーにとっても人気の高い設備のうち、追加で設置しやすいものとしては、TVモニター付きインターホン、洗浄機能付き便座、無料インターネットなどが挙げられます。これらの設備は比較的高額な費用を掛けずとも新たに設置できる設備ではないでしょうか。ファミリータイプのマンションでは、やはりキッチンが大きなウェイトを占めます。
使い易く、綺麗なキッチンがあると賃貸物件選びの際に奥様の印象が大変良くなります。
また、設備の新設を入居の条件とするのも有効です。上記の設備設置を入居の条件にするのも良いですが、初めて賃貸マンションを借りる人に対しては入居を決めてくれれば照明を用意しておく、エアコンを最新型にしておくといった事を条件とするのも良いのではないでしょうか。

陳腐化する設備
マンションに設置した設備はどうしても陳腐化していきます。賃借人の入居時に合わせて新設した設備も退去時には陳腐化している事は良くある事です。空室が発生する度に設備を新しくすると経費が嵩むばかりで投資金額が回収できない事もありますので、設備の新設にはタイミングも重要です。
また、その時々で人気の設備も変わっていきますので、賃貸管理を行っている業者などから人気の設備をヒアリングする事も大切です。
定期的に自身の賃貸マンションに設置している設備のチェックを行うようにしましょう。

ピックアップ記事

  1. 不動産売却における委任状取り扱い説明書
  2. 不動産の売却に年齢制限はある?
  3. 住宅ローンによる隠れ貧乏にならないために
  4. 在宅ローンの老後破産リスクは任意売却で回避しよう
  5. 不動産の投資で不労所得生活を始めていくために考えること

関連記事

  1. 不動産基礎知識

    今後の住宅ローンの動向

    2016年1月に日本銀行がマイナス金利の導入を決定し、市場に大きなイン…

  2. 不動産基礎知識

    競売不動産には、どんな物件があるの?

    競売の不動産というと、やはり住宅ローンが支払えず差し押さえられ競売に出…

  3. 不動産基礎知識

    不動産投資で利用できる経費と費用の解釈と違い

    不動産投資で何気なく使用している経費ですが、利用できる対象と出来ない対…

  4. 不動産基礎知識

    競売物件が延期される時とは?

    競売で良い条件の物件を購入したい方は数多くおられるでしょう。しかし、競…

  5. 不動産基礎知識

    住宅ローン控除が40平米以上の住宅も対象に

    税制改正により住宅ローン控除にも改正が行われ、これまで床面積50平米以…

  6. 不動産基礎知識

    不動産競売の予備知識 抵当権とは?

    債務者から土地や建物を差し押さえ競売にかけるという不動産競売の仕組み。…

おすすめ記事

おすすめ記事2

特集記事

アーカイブ

  1. 相続

    相続における裁判所の関わり
  2. いろいろ

    競売物件を購入する際に納付する入札保証金とは
  3. 債務整理

    差押えされた家が競売物件になるまで
  4. 相続

    相続放棄と遺産分割協議による財産放棄
  5. 債務整理

    競売になる前に任意売却を検討してみよう!
PAGE TOP