任意売却

任意売却に興味あり、どこに相談したらいいの?

インターネットの普及によって従来は知る人ぞ知るといったような情報も簡単に手に入るようになりました。インターネットが普及する前は、その道の専門家からでなければ知ることのできないようなことも多くありました。
任意売却という方法も少し前までは知っている人は限られており、ほとんどの人は競売になったら仕方無いと諦める人が殆どという状況でした。しかし、具体的に行動を起こすとなると、インターネットだけでは困難です。任意売却に興味があるという場合にはどこに相談したら良いのでしょうか。

LP_banner_02

任意売却とはどのような制度か
任意売却とは、住宅ローンなどの返済が出来なくなってしまいマイホームを売却してローンの返済に充てると決めた人が、競売による売却ではなくて一般の売買市場マイホームを売却するための制度です。競売による売却は、競売市場で売買価格が決定されるため一般の売買市場よりも相当に安い売却価格となる傾向があります。
しかし、任意売却であれば一般的な売買市場での売却が可能であり、債務者にとっては残債が少なくなるというメリットがあり、債権者にとっても売却によって回収できる金額が多くなるというメリットがあります。
しかし、任意売却を行うためには債権者の承諾が必要となります。この任意売却を上手く行うためにはどこに相談をしたら良いのでしょうか。

任意売却を上手く行うために
任意売却を行うためには債権者の承諾が必要です。このため、兎にも角にも債権者の承諾を得なければ前に進みません。そのような意味ではまず債権者に任意売却を行うことについての相談する必要があります。しかし、任意売却をスムーズに行い、かつ、債務者にとってもより良い形とするためには、債権者との交渉を上手く行わなければいけません。
何故ならマイホーム売却後に残った債務の返済方法や引越費用の捻出などは債権者との交渉次第という側面があるためです。また、肝心の売却についても不動産仲介の腕によるところが大きく任意売却に強い不動産仲介を行う業者に相談をすることが大切です。

早めに相談を始めることが大切
債権者への相談も任意売却を行う不動産会社の方への相談も早いほうが好ましいことに間違いありません。遅くなってしまうと競売と同時並行となってしまい、ただでさえ限られている時間が更に限られたものになってしまいます。
もし、可能であれば債権者への相談の前に信頼できる不動産会社の方を見つけることができれば任意売却の相談を始め、債権者との交渉も行ってくれますので、不安な状態のなかで心強いパートナーになってくれます。是非とも親身になってくれる不動産会社を見つけてください。

LP_banner_02

ピックアップ記事

  1. 賃貸不動産の経営管理を安易に考えてはいけません!
  2. 競売における売却基準価額とは何か
  3. 不動産売却における委任状取り扱い説明書
  4. 不動産の投資で不労所得生活を始めていくために考えること
  5. 不動産の売却に年齢制限はある?

関連記事

  1. 任意売却

    不動産売買における競売物件について

    一般的な不動産売買とは異なる、競売物件とは何でしょうか?競売物件は、訳…

  2. 任意売却

    住宅ローン滞納などにより実行される競売の入札方法

    住宅ローンの滞納を続けていると、債権者は債権回収のための最終手段として…

  3. 任意売却

    競売物件の減少と任意売却物件の増加

    裁判所において競売は事件として取り扱われます。この競売事件の総数は、リ…

  4. 任意売却

    任意売却後の残債を含めて連帯保証人に迷惑をかけない方法

    誰しもマイホームを購入したときにはローン返済が滞ることは想定していない…

  5. 任意売却

    競売における法定地上権とは

    不動産が競売にかけられた際、法定地上権はどこに帰属していくのでしょうか…

  6. 任意売却

    不動産の売却における簿価の取扱い

    不動産の売却を行った場合には当該売却による譲渡利益を計算し、譲渡利益が…

おすすめ記事

おすすめ記事2

特集記事

アーカイブ

  1. 離婚と不動産

    離婚前、必ず夫婦で話し合いたい家の名義変更
  2. いろいろ

    妊娠中に住宅ローンを組むことは出来るのか!?
  3. 債務整理

    競売入札で提出が義務となった「陳述書」の役割
  4. 賃貸オーナー様

    賃貸借期間中に管理会社を変更した際の更新料の扱いについて
  5. 債務整理

    裁判所で公開される競売物件、本当に買っても大丈夫?
PAGE TOP