夢のマイホーム。ローンを組んで購入したけれども、やっぱり思ったのと違った・・・と後悔してしまったことはないでしょうか?今回は、住宅ローンで後悔してしまう理由について見ていきましょう。
■住宅ローンを組んで後悔してしまうBEST5
以下に住宅ローンを組んで後悔してしまう理由についてご紹介します。
①借りるお金の金額が大きく、返済額が大きくなる
住宅ローンを借りすぎてしまうと、返済は簡単ではなくなります。何十年にもわたって毎月返済していくため、無理のない範囲で借入金額を設定する必要があります。そのためにも、しっかりと返済のシミュレーションをし、自分の年収から手取りを算出して、そのうえで毎月いくら返済していくのかを考えましょう。
②経済状況の悪化による給与の減額
・勤めている会社が倒産した
・所属の降格
・給与の減少
上記などの場合、住宅ローンを組んだ当初は、その時の年収を基準に返済を考えると良いですね。しかし、10年後も自分が同じ会社に所属して同額の給与をもらっているかはわかりませんよね?マイホームを購入する際は、自身の将来も考えたうえで無理のない返済計画を立てましょう。
③頭金を多く支払ったため、貯金が少なくなる
頭金は、多く支払ったほうが良いという意見を聞きますが一概にそうとは限りません。逆に払いすぎてしまった場合にもリスクが伴います。確かに、頭金を多く支払えば返済額が減って楽になると思いがちですが、頭金を多く支払うことで、手元にある現金が少なくなる問題が発生し、支払いが難しくなります。
④単純に、金利が低い変動金利を選んでしまう
単純に金利が低い変動金利を選んでしまうこともリスクを伴います。何故ならば将来金利が上昇してしまう可能性があるからです。金利が上がるリスクをとって変動金利にするか、安定性をとって固定金利にするか、よく考えましょう。
⑤離婚によって住宅ローンの返済が難しくなる
離婚した場合、住宅ローンの返済はどうなるのか、夫婦が取る行動のパターンは以下の3種類に分けられます。
◎不動産を売却して、売却益でローンを返済
住んでいた住居を売却して、住宅ローンの返済に充てる方法です。住居の売却益が住宅ローン残高に足りなかった場合には、残りの残高を返済しなければなりません。
◎名義人がそのまま継続して返済(名義人が継続して家に住む場合)
名義人が引き続き返済します。名義人以外の夫若しくは妻が返済に関わっていた場合には、銀行との交渉の末、関係を断つか、一緒に支払いをつづける必要があります。
◎名義人がそのまま継続して返済(名義人が家を出ていく場合)
出ていく名義人が返済を続けます。しかし、家に住んでいない人がお金を払い続けてくれる証拠はありません。住宅ローンの名義を継続して住む人に変えることを求められます。
■まとめ
マイホームを購入するためにはどうしてもまとまった資金が必要となるため、住宅ローンを組むこと自体、必要なことではあります。ただし、どんなにしっかりした長期ローン返済計画立てたとしても、予想外の事態が発生し計画通りに進まなくなることも珍しくありません。どうしてもローン返済の見通しが立たないのであれば、任意売却という選択肢も考慮していきましょう。
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