借金を抱えてしまって返済が出来なくなってしまうと、精神的に追い込まれてしまった結果、返済の催促から目を逸らしてしまい電話や郵便物を無視してしまうという人がいらっしゃいます。
気持ちは分かるのですが、催促を無視していても借金は消えませんし、更に大事になってしまいます。借金を無視するのであれば債務整理を進めることをお勧めします。
借金返済の催促を無視すると
借金返済の催促を無視していても得することは何ひとつありません。借金が消えてしまう訳ではありませんし、面倒なことになってしまう可能性が高くなってしまいます。
お金を貸した債権者はお金を返済するように電話や郵便などで催促を行ってきます。
それでも返済が行われなければ、直接訪問をして返済の催促を行うこともあります。借金の催促の方法は法律で厳しい制約が課せられていますので、債権者も無理な取り立てをしてくることはありません。例えば脅すような文句を使って取り立てなどは法律で禁止されています。だからといって無視を続けていると債権者は法的な手続きに従って借金の取り立てをすることになります。
裁判所から支払督促が届くと事態は深刻なところまで進んでいることになります。この支払督促が届いてから債務者は異議申し立てを行わなければ、債権者から仮執行宣言付支払督促宣言の申し立てが行われ、強制力を伴った執行をすることができるようになるのです。給与を差し押さえられたり、マイホームを差し押さえられたりということになります。このような事態になってしまう前に債務整理を行うことをお勧めします。
早めに債務整理
債務整理を行うのであれば、支払いの督促を無視して話がこじれてしまう前に行うようにしましょう。弁護士への相談をすると、通常は任意整理の可否の検討から始まると思いますが、大きく借金の額を減らせる可能性があります。もし、他にも借金をしていて返済が完了していたものがあれば、過払い金の請求を通じて借金の完済が出来る可能性もあります。
無視をしていても全く解決しなかった借金問題が債務整理の相談を弁護士にすることによって借金問題から解放される可能性があるのです。解放されずとも債権者との交渉によって無理なく返済できる金額になる可能性が高いのです。
悩むよりも相談
借金の悩みはなかなか打ち明けるのは難しいかもしれませんが、早めに弁護士に相談をすることで解決するケースが多々あります。返済の催促を無視しているほうが話が大きくなってしまいます。
債務整理のうち任意整理であれば、裁判所を通すことなく債務者と債権者だけで話が完結しますので、他人に知られずに解決できる可能性が高いですから、その点でもお勧めできる方法です。