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住宅ローンが払えないときに家を賃貸にして乗り切る

住宅ローンの返済が厳しくなった場合に家を貸し出して、家賃収入でローン返済に流用する手法があります。駅近の戸建てやマンションで人気の地域と好条件なケースでは、比較的高家賃で貸すことが可能です。尚且つ安い賃貸物件に引っ越しをしたと仮定しても賃貸収入で自身の家賃分も補えます。

■住宅ローン返済途中でも賃貸にできる

金銭消費貸借契約書の内容にもよりますが、基本として自身が居住する目的で不動産に対しての住宅ローンの貸付が行われるとされています。(契約書の資金使途条項に記載)

■契約書

契約内容に違反した場合は、住宅ローンを差し止めて全額返済する(期限の利益の喪失)取り決めが盛り込まれています。

資金使途条項中に、一時的に居住不可能な事情で金融機関が認めた場合は、住宅ローン返済途中でも賃貸にできる取り決めが盛り込まれています。

◎以前は、契約書に上記事項が、記載されていても賃貸を承認することは、ほぼなかったのですが、中小企業金融円滑化法施行以降、柔軟に対応する金融機関が増えてきています。

住宅ローン支援機構でもローン返済中の賃貸について事前に許諾を受ければ可能と定めています。

■持ち家の賃貸は住宅ローン返済が厳しい時こそ有効な手段となりえる。

仮に月額にして7万円程のローン返済のある3LDKのマンションのケースでみた場合、高条件で立地の良い場所にあれば、月額10~12万程度で賃貸することが可能です。

12万円で賃貸した場合では、12万円-7万円=5万円の賃貸収入になります。駅から少しだけ遠くても、同じような間取りで、月額7万円程の賃貸を探し出して居住した場合、実質的に7万円-5万円=2万円の住居費となります。

■賃貸返済のメリット

賃貸にすることで起きるメリットは、余裕のある資金を造りだし生活の立て直しがはかれることと途中で、賃貸を止めて戻ることができる天です。さらにローンが完済すれば、自身の財産にすることができるというメリットがあります。

■定期借家契約

一般的にマンションなどの賃貸契約満了期間は2年間です。契約終了毎に更新を行います。

期間限定契約となり契約期間が終了した時点で契約更改をする必要がないので、4年や6年など返済期間が決まっている場合には、定期借家契約のほうが便利です。

■まとめ

現在暮らしている住居を賃貸に切り替えることで、御自身の身の丈に合った支出に調整することができます。持ち家を賃貸するか否かは、株式会社アブローズに相談してください。私たちと共に借入金融機関に相談し最良の解決方法を見つけましょう。

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