不動産投資ブームが続いていますが、不動産投資とは読んで字のごとく不動産に投資することですが、不動産とひとことで言っても、戸建住宅、店舗、事務所、マンションなど種類があります。
このような複数のタイプがある不動産ですが、マンション特にワンルームマンションへの投資に個人投資家やサラリーマン投資家からの高い人気が集まっています。ワンルームマンションにそこまでの人気が集まるのはどのようなメリットがあるからなのでしょうか。
■ワンルームマンションへの投資のメリット
ワンルームマンションへの投資人気が高まる理由は様々なメリットがあるからに他ありません。良く言われているのが、初期投資が比較的少なくて済むということです。不動産投資を始めたいのになかなか手が付けられないという理由のうち、他の投資商品と比較して初期投資費用が高額になるということが挙げられます。
このため自己資金、借入額が比較的少額で済むワンルームマンションへの投資は、個人投資家やサラリーマン投資家から人気なのです。次にワンルームマンション投資のメリットとして、物件を厳選して投資対象にすることができるというものが挙げられます。
日当たりが良く、高層階の物件に絞って投資するということも可能となるのです。これらは代表例であり、他にもメリットは色々あります。
■ワンルームマンションの構造
不動産投資の目的は、一般的に賃貸経営を行って長期的にキャッシュフローを獲得することにあります。この点から考えてみてもワンルームマンション投資にはメリットが認められます。
ワンルームマンションの構造は、一般的に鉄骨鉄筋コンクリート造や鉄筋コンクリート造です。
これらの構造は、法定耐用年数が長いために築年がやや浅めのマンションを選んで投資すれば長い運用が十分に可能となります。優良な物件であれば長期に渡って安定的なキャッシュフローを生み出してくれ、長期に渡って減価償却費を計上できるというメリットもあります。
■売却におけるメリット
ワンルームマンションが特に注目されるメリットとして、東京の都心部などでは今後も高い需要が見込めるということがあります。日本の人口は減少傾向に入っておりますが、東京都心の単身者は今後も増加傾向を示し、2020年以降も増加傾向を持続する見込みです。
また、高齢化による配偶者の死別、離婚率の上昇、晩婚化、非婚化などによって単身者世帯の人口に占める割合も上昇傾向が続きます。このようなことから都心部の条件の良いワンルームマンションに対する需要が今後も高いため、値崩れが起きにくく売却もしやすいという予測が立てられており、長期的な投資に適していると考えられているからです。