任意売却

マイホームの売却に適したタイミングはあるのか?

海外へ転居するため、実家に戻らなければならないため、負債を返済するためなど、マイホームを売却しなければならない理由は人それぞれだと思います。
マイホームを売却するのであれば、出来る限り高い金額で買って貰いたいと思うのは普通のことだと思います。売却する理由は色々でも、売却に適したタイミングは共通しそうです。

LP_banner_02

住宅を需要する理由
売却に適したタイミングの前に、買い手が住宅を需要する理由について考えてみたいと思います。なぜ、住宅を購入しようと思うのでしょう。
まず、自分で住むためが挙げられます。自分が住むために中古住宅を購入するのは、経済的な事情が理由のひとつとして挙げられます。新築物件は手が届かないけれども、中古で手頃な価格のものを探すというものです。
他にはロケーションが気に入ったためという理由も挙げられます。土地は持ち運ぶことはできませんから、譲れない条件に適う立地を備えた土地やマンションがあれば中古でも構わないというケースです。あとは古い戸建住宅を購入して、取り壊した後に改めて家を建てる人もいらっしゃいます。
次に、他人に貸すために住宅を購入する方もいらっしゃいます。投資目的であれば、新築物件よりも中古物件の利回りのほうが高くなるために人気があります。
この二つが住宅を購入する主な理由と考えられます。

住宅の売却に適したタイミング
上記の住宅を購入する理由を考えますと、投資目的の方には、タイミングはあまり関係無いと考えられます。投資であれば採算性が重視されますので、投資家の目線に合えばタイミングに関係なく購入を決定するものと思われます。
それでは自分で住む方はどうでしょうか。自分で住む家を探している方は、子供の学校の関係などから4月までの転居を望む方が比較的多くなります。また、年末までに入居を済ませたいという方も多くいらっしゃいます。
したがって、これらのタイミングに合わせた時期に売却に動くとスムーズに行く可能性は高くなると考えられます。しかし、このタイミングも絶対というものではありません。

売りたいときが売り時
買い手から捉えたタイミングは上記かもしれませんが、売り手にとっては事情があればその事情が優先です。売りたいとき、売らなければならない時が売るべきタイミングだと言えます。住宅は経年で価値が落ちていきます。
早ければ早いほうが有利だとも言えます。特に住宅余りが言われ始めているなかでは、買い手が現れたならば売却できるときに売却するのが得策かもしれません。
早期に売却できたとしても、相場よりも大幅に安く売却しては損をしてしまいますので、売買の価格相場は押さえた上で売買交渉に臨むようにしましょう。

LP_banner_02

ピックアップ記事

  1. 相続時に名義変更をしないとどうなる?
  2. 競売における売却基準価額とは何か
  3. 住宅ローンによる隠れ貧乏にならないために
  4. 不動産投資による不労所得を得るための仕掛け作りとリスク
  5. 賃貸不動産の経営管理を安易に考えてはいけません!

関連記事

  1. 任意売却

    任意売却を検討しようと思ったら、まずは電話で相談

    あまり良く分かっていないことや、まだはっきりと決まっていないことなどを…

  2. 任意売却

    競売物件その魅力

    不動産ローンなどの滞納によりやむなく手放すしかなくなった物件は、競売物…

  3. 任意売却

    競売に関する手数料や各種手続き費用はどれぐらいかかる?

    競売で物件を落札する場合にかかる手数料(業者に依頼した場合)は、どれぐ…

  4. 任意売却

    任意売却の売買の際に発生する手付金について

    任意売却がスムーズに進み、売買契約まで進んだときに発生するものが「手付…

  5. 任意売却

    競売における落札者との立ち退き交渉でゴネ得はあるのか?

    住宅ローンの滞納を続けていると、やがて競売が開始され、期間入札が行われ…

  6. 任意売却

    不動産競売の申立てを取下げて貰う方法

    住宅ローンの滞納を続けていると、抵当権者である金融機関などは貸与したお…

おすすめ記事

おすすめ記事2

特集記事

アーカイブ

  1. 任意売却

    競売では事故物件の取扱いが多いのか
  2. 不動産基礎知識

    競売物件の買受には落札価格以外にもお金はかかる?
  3. 相続

    相続における建物の評価について
  4. 不動産基礎知識

    競売物件が延期される時とは?
  5. 債務整理

    競売の申立て、どんな種類があるの?
PAGE TOP