賃貸管理会社と聞くと不動産会社と同じだと思う方もいらっしゃると思いますが、実は全く別の会社であり、その業務も不動産会社と似ている部分もありますが、別になります。それでは賃貸管理会社はどのような仕事をしているのか事務的な仕事までご紹介します。
■賃貸管理会社の仕事ってどういうもの??
入居者の決まった賃貸物件(決まってなくても委託された物件)を管理・維持していくのが主な業務になります。おおまかなお仕事として。
【清掃】
アパートやマンションの清掃です。廊下や排水溝、ゴミ捨て場などの共用部の掃き拭きの掃除。また敷地内に緑地帯、植物などがある場合はその管理までします。
【点検】
点検作業は非常階段、エレベーター、自動ドア、照明、ポスト、駐車場などに不具合がないかを目視点検から行います。エレベーター、消防設備、貯水タンクなどの法定点検は管理会社が手配した点検業者によって行われます。
【修繕】
エレベーターや自動ドア、外壁の塗装などは管理会社が判断し専門業業者へ手配します。
いわゆる実務面といえる、清掃、点検、修繕に関しては管理会社が派遣した管理人、もしくは管理会社が手配した専門業者によって作業が行われます。
一方、事務処理的なお仕事はどういったものがあるのでしょうか。おおまかに3つにわけてみます。
①物件の家主さんオーナーさんへの送金・集金
お金を扱う仕事ですのでミスは許されません、常にWチェックは必要。家賃を集金し家主さんやオーナーさんへ送金する大切なお仕事になります。また家賃の入れ忘れや意図的に滞納を起こした入居者には管理事務所の方から督促の連絡をいれます、これも事務のお仕事です。
②契約書類等の手続き
退去手続きについて紹介します、入居者から退去届を受理した時点で、賃貸借契約書に基づき退去日や退去意思の確認連絡、立ち合い日時に調整、場合によっては違約金の案内もします。
③苦情やクレームの対応
色々なクレームがありますが共用部や専用部で発生した故障、住人間での対人トラブル等
クレームや苦情の内容は幅広く出てきます。その対応がお仕事になります。
■会社の印象を決定づける電話対応はとても大事
苦情やクレーム処理の電話対応の仕事は難しく大変ではありますが、一番大切な仕事でもあります。難しい点を挙げるとするなら入居者やお客様の顔や表情が見えない点。
そこで事務的な処理をしてしまうと会社の印象が悪くなります、電話対応の際に心がけとしては顔が見えなくても常に笑顔で真摯に相手と向き合う姿勢、電話対応は会社の印象を一発で決めてしまいます。この管理会社で良かったと好印象をもってもらえるような電話対応が大切です。
今では電話対応の教育にどの賃貸管理会社も力をいれているようです、第一印象を決定づける電話対応は事務の大切な仕事になります。
■賃貸管理会社を頼ってみましょう
家主さんやオーナーさんが管理会社に物件を委託するケースは年々増加しています。管理的な面もそうですが、一番の理由は人間トラブルや家賃滞納、回収が難しいところが一番な理由です。管理会社に委託するとそういった負担部分は全てやってくれますのでかえって任せて良かったと思う家主さんやオーナーさんも多いようです。
アパートやマンションを賃貸管理会社に任せたいとお考えでしたら、株式会社アブローズまでお気軽にご相談ください。