不動産を持っているけど転職や転勤、結婚など何らかの理由で住んでいた家に住めなくなってその家を売ることになりました。さて、選択肢は①売る、②貸すの2つです。あなたは売りますか? それとも貸しますか? これから少し冒険をしながら先述した2つの特徴を知ってどちらかの道に進むことになります。それではみていきましょう。
▼売るルート
【壱】まずは冒険をしていく上で足枷になるポイントをいくつか確認していきましょう。
Ⅰ:景気が良くなる前に売るのは非推奨。
インフレになる前に売ってしまうと、その不動産の価値が上がらないまま売却することになり、利益を得ることが出来なくなるどころか損失になってしまう恐れがあります。
Ⅱ:売るにも金。
売却時にいろいろな費用がかかります。もれなく税金もついてきます。
【弐】次はステータスが上がるポイントを2つ提示します。
Ⅰ:売却の選択はクエストクリア時の報酬金がでかい。
賃貸の場合、入居者が居ない間は彼らの家賃が発生しないので賃貸経営としての収入はありません。しかし、売ると売却額が発生するのでその分はまとまったお金が手に入るでしょう。さらに、デフレになる前に売ることが出来れば価値が高い状態で売れることになるので「不動産を売る」というクエストの報酬金がおいしくなるでしょう。
Ⅱ:アイテム(=不動産)の維持費がたいへん。
賃貸となると、貸してる家の修繕修理費など維持費が毎年かかります。入居者確保や信頼性などに直接的に関わってくる部分なのでツールなどは残念ながら使うことが出来ません。そこで、売るという分岐ルートを選ぶと、一瞬にしてこれらのペナルティーが無くなります。
▼貸すルート
【壱】売るルートと同様にまずは勇者にとってマイナスステータス(=デメリット)となるポイントから始まります。
Ⅰ:報酬金(=利益)にブレがある。
部屋に空きが無い状態をキープすることは難しいので、報酬金が常に最大になることは難しいでしょう。そして、築年数という敵を倒すことも不可能に近いので、家賃が安くなってしまう状態異常ダメージが継続してあります。
Ⅱ:入居者とのバトル。
やはりこれもスライム並みに出てくる敵モンスターです。家賃を払わない人や住居内での紛争、お隣さんへの問題などで退去コマンドを選択してもなかなか言うことを聞いてくれないことがあります。
【弐】続いてステータスアップのポイントを確認しましょう。
Ⅰ:報酬金(=家賃収入)の継続受領。
アイテムを持っているだけで決まった日に報酬金が手に入ります。言わばログインボーナスというところでしょうか、しかもアイテム(=不動産)をインベントリ(=所有し続ける)に入れておくだけでお金が増えるガチャアイテムのような代物です。
▼あとはあなたの選択次第
クエストをクリアするための判断に、はあなたの性格が出るでしょう。一攫千金・ギャンブラータイプなら【売る】ルート、地道にこつこつタイプだと【貸す】ルートになると思います。どちらもそれぞれステータス(=利益の生み出し方)に影響があり、出てくる敵モンスターも違ってくるでしょう。思わず仏に助けてもらいたくなるかもしれません。その時は株式会社アブローズにご連絡ください。きっとあなたに救いの光がやさしくつつみこむことでしょう。