任意売却

家に対する想いを競売による売却で反映できるか?

日本人に限らず、自分の住む家に対する想い入れは強いものです。その家が賃貸ではなく、自分で購入したものであれば、その想いは一段と強くなるのも当然ではないでしょうか。もし、そんな想い入れのある家を競売で手放さなければいけないとなったら、所有者の家に対する想いは売却価格に反映できるものなのでしょうか。

LP_banner_02

住んでいた家を手放さなければいけない時
家族と一緒に住んでいた家を手放さなければいけなくなる理由は人それぞれだと思います。住んでいた家が競売に掛けられてしまう最も多い理由は、住宅ローンの返済が出来なくなってしまったことによるものだとは思いますが、返済できなくなった理由まで考えると更に色々なことがあるのでしょう。
家には家族との思い出も詰まっていることでしょうし、それが競売に至るような事情で手放すことに忸怩たる思いを抱いている方も多いでしょう。そのような気持ちの面だけでなく、設備や庭やら所有者として拘って、費用もかけた部分というところもあることでしょう。
せめて、この拘りの部分を理解していただける人に購入して貰えればと考えることもあるかもしれませんが、競売ではなかなか難しい話です。

競売の価格の決まり方
競売の価格は、期間入札によって決まります。最も高い金額で入札をした人が落札することになりますが、物件には売却基準価額があり、入札はこの売却基準価額の80%相当額の買受可能価額を上回った金額で行わなければいけません。この売却基準価額がひとつの目安となる価額ですが、これは裁判所から選任を受けた評価人が査定した評価額です。
家が競売になったときも執行官と一緒に評価人が家にやってきて家の価額の査定作業を行います。この査定において家の所有者が家への想い入れをどれだけ反映して欲しいと要請をしても、評価人は参考として話しを聞くかもしれませんが、それを評価に反映するかどうかは全く別の話となります。評価人は競売市場における家の経済価値を査定するのであって、所有者の想いを査定することはしないからです。

家に対する想いを酌んでもらうには
競売では所有者の家に対する想いを酌んでもらうことは難しい話ですが、任意売却であれば可能性は大変高まります。任意売却であれば、購入希望者に直接家への想いを説明することができ、こだわった設備などをアピールすることができます。
競売だと入札のため誰が自分の家を落札するのか分かりませんが、任意売却であれば購入希望者と条件についても交渉することが可能ですから、競売には無いメリットが色々とあります。もし、家に対する想いを少しでも酌んでもらいと思うのであれば、是非、任意売却をご検討ください。

LP_banner_02

ピックアップ記事

  1. 不動産売却の時に重要な登記費用について
  2. 不動産の売却に年齢制限はある?
  3. 在宅ローンの老後破産リスクは任意売却で回避しよう
  4. 実は厳しい税金滞納への対応
  5. 後妻の子の相続における取り扱い

関連記事

  1. 任意売却

    競売の申立書に記載する事項について

    住宅ローンの返済が受けられなくなった債権者は、担保にしている不動産に設…

  2. 任意売却

    競売における所有権の移転

    住宅ローンの返済が出来なくなったりした物件や、裁判による債務名義に基づ…

  3. 任意売却

    任意売却の売買に必要な抹消同意に関する特約

    住宅ローンの返済ができなくなってしまうと、債権者は債権回収のために抵当…

  4. 任意売却

    住宅ローンを返済したいが残高不足になった場合

    一戸建て住宅やマンションを購入するときに活用するのが、住宅ローンであり…

  5. 任意売却

    任意売却を決めてから売れるまでの流れ

    一戸建てやマンションなどのマイホームを購入する際に利用した「住宅ローン…

  6. 任意売却

    競売による売却についての基準価格の決定

    競売による売却では、安いのが当たり前と思う人がほとんどでしょう。なぜ「…

おすすめ記事

おすすめ記事2

特集記事

アーカイブ

  1. 不動産基礎知識

    競売と公売における共通点と相違点
  2. 任意売却

    競売でアパートを購入する場合の問題点と利用価値
  3. いろいろ

    住宅ローンに必要不可欠な納税証明書とは?
  4. 債務整理

    債務整理のメリットとデメリットとは?
  5. 不動産基礎知識

    住宅ローンにおける保障制度の一つ・デュエットとは
PAGE TOP